横浜・山手エリアの丘の上に佇む美しい洋館。赤瓦の屋根と白い壁、スパニッシュスタイルが優雅な雰囲気を醸し出す「山手111番館(旧ラフィン邸)」。港の見える丘公園のそばに位置し、館内の吹き抜けホールや庭園、カフェなど見どころが満載です。アクセスも便利で、駅からの徒歩やバス利用者に優しい情報を揃えています。この記事では、見どころから交通アクセス、来館前に知っておきたいポイントまでを網羅的に解説しますので、横浜観光を計画している方は必見です。
目次
山手111番館(旧ラフィン邸) 見どころ アクセス
館の歴史的背景や建築様式とともに、無料で楽しめる展示スペース、庭園とバラの見ごろ、館内のカフェ、またアクセス手段を詳しく紹介します。これにより訪問者は館の魅力を深く理解し、効率よく現地を巡ることができるようになります。
歴史と建築様式の背景
山手111番館は設計者モーガンによって大正末期に建てられ、アメリカ人ラフィン氏の邸宅として使われました。赤瓦と白い塗り壁を特徴とするスパニッシュスタイルの洋館で、地階がコンクリート、地上階が木造という構造を持つため耐震性とデザイン性が両立しています。建築当初の意匠や部材が可能な限り保存されており、吹き抜けのホールや寄木床、飾り天井などが当時の趣きを今に伝えています。
館は元の所有者から数度の所有を経て、後に横浜市が取得し、一般公開されるようになりました。非公開の2階部分も存在しますが、時折特別ガイドによって公開される機会があります。歴史建築ファンや建築学を学ぶ人にとって、時間をかけてじっくり見て回る価値があります。
館内展示とフォトジェニックなポイント
館内は一般に地階と1階が公開されており、展示室や雑貨が飾られる空間が広がっています。建物内部は光の入り方や空間の構成が工夫されており、吹き抜けホールが創る開放感は訪問者を非日常へと誘います。また、展示は時期によって変わるため、何度訪れても新たな発見があります。
写真撮影は個人利用の範囲で自由に可能であり、建具や家具、照明、窓枠など建築ディテールを写すことで、建築美や歴史の重みを感じることができます。館の庭園を背景にした外観写真も人気で、洋館好きやインスタ映えを狙う人達にも好評です。
庭園・バラ園の見頃と自然との調和
館の周囲にはバラを中心とした庭園が整備されており、特に5月と10月にバラが満開となり色とりどりの花が建物を彩ります。それ以外の季節にも桜やアジサイなど四季折々の花が楽しめ、庭の散策自体が癒しの時間になります。
庭園の設計には景観を意識した配置や植栽が施されており、建物との調和がとれています。敷地内から港の見える丘公園や横浜港の眺望が楽しめる場所もあり、自然と歴史が織りなす風景が魅力です。
カフェ「Cafe the Rose」と館の利用情報
地下にある「Cafe the Rose(カフェ ザ ローズ)」は、来館者が憩う場所として人気です。庭 Gardenを見渡せるテラス席や店内の落ち着いた雰囲気があり、ケーキやドリンク、季節のソフトクリームなど軽食メニューも揃っています。訪問後の休憩に最適な場所です。
入館料は無料で、営業時間は9時半から17時まで、7月と8月には18時まで延長されることがあります。休館日には第2水曜日と年末年始が含まれ、祝日の扱いなど特別な日程もあるので訪問前に確認が必要です。館のギャラリーは有料で貸しスペースとしても利用可能です。
山手111番館 見どころ以外の魅力と実用情報

館そのもの以外にも、周辺施設やバリアフリー対応、所要時間、撮影ルールなど実用的な情報をご案内します。観光計画を立てる際に役立つ内容を充実させています。
周辺の観光スポットとの組み合わせ
館の近くには横浜市イギリス館、ベーリック・ホール、山手234番館などの歴史的洋館が点在しています。港の見える丘公園や横浜外国人墓地など散歩で回れるスポットが充実しており、洋館めぐりや庭園散策をセットで楽しめます。
また、中華街や元町ショッピングストリート、元町公園なども徒歩圏内で、グルメやショッピングを含めた観光コースを組みやすいのが特徴です。時間に余裕があればこれらのスポットを組み込むことで、横浜山手エリアの魅力をより深く体験できます。
バリアフリー・トイレ・駐車場など利用時の注意点
館には車いす使用者用のトイレが地下に設けられていますが、館全体としてのバリアフリー対応には限りがあります。2階へのアクセスは通常できず、階段が中心の構造となっています。来館される方は足元の安全や移動のしやすさを考慮された服装が望ましいです。
駐車場は館に備え付けのものはなく、来館には公共交通機関または近隣の有料駐車場の利用が推奨されます。車でのアクセスの場合、目的地近くの駐車施設を事前に調べておくと安心です。
所要時間・営業時間・休館日など基礎情報
所要時間の目安としては、建物内部と庭園をゆっくり見るなら1時間から1時間半ほどが十分です。展示内容や混雑度によってはそれ以上かかることもありますので、余裕を持ったスケジュールを組んでください。
営業時間は9時半から17時までで、夏季(7・8月)は18時まで延長される日があります。休館日は毎月第2水曜日、年末年始が主で、祝日の翌日が休館となるケースもあるため、訪問日は公式発表を確認することをおすすめします。
山手111番館 アクセス手段と行き方
公共交通機関からの行き方、バスルート、最寄駅の出口情報、徒歩ルートなど具体的なアクセスを段階的に紹介します。初めての方も迷わず到着できるように案内します。
電車・地下鉄を利用する場合の最寄駅とルート
最寄駅はみなとみらい線「元町・中華街駅」で、出口は6番出口(アメリカ山公園口)が便利です。そこから徒歩約7分で到着します。JR「石川町駅」からも徒歩圏内で、こちらから歩くと約20分ほどかかります。元町や中華街の景色を楽しみながら歩ける魅力的な散策ルートです。
また桜木町駅などからバスを利用する方法もあり、駅からバスで「港の見える丘公園前」バス停下車徒歩1分のアクセスが可能です。電車とバスを組み合わせることで、訪問時間を短縮できます。
バス利用と徒歩ルートのポイント
バス路線としては桜木町駅から出発する複数系統が使えます。目的地近くのバス停は「港の見える丘公園前」で、下車後は徒歩1分程度。バス停からは坂道がいくつかあり、丘の上に建つ洋館へのアクセスには歩きやすい靴が望ましいです。
徒歩を選ぶなら、元町・中華街駅から元町口またはアメリカ山公園口を利用して坂道を上がるルートがおすすめです。途中にある外国人墓地や広い街路、庭園の風景が散歩のアクセントになります。
車で行く場合と駐車施設の活用法
館には駐車場がないため、車で来る場合は近隣の有料駐車場を利用することになります。港の見える丘公園近辺や元町エリアには複数の駐車施設がありますので、目星をつけておくと便利です。
また、車椅子などを利用される場合、バスを使ってアクセスしたほうが負担が少ないことが多いです。公共交通利用や降車場所近くからのルートを考慮したプランを立てると安心感があります。
アクセス情報を比較して選ぶ最適ルート
「時間を短く済ませたい」「風景を楽しみたい」「体力を抑えたい」など目的別にお勧めのアクセスルートを比較しておきます。表形式で比較することで、自分に合ったルートを選んでいただけます。
| ルート | 利用手段 | 特徴 | 所要時間の目安 |
|---|---|---|---|
| 元町・中華街駅(6番出口)徒歩ルート | みなとみらい線から徒歩 | 坂道あり、散策を楽しみたい人向け | 約7分 |
| 石川町駅から徒歩 | JR線利用+徒歩 | 元町商店街を通る散歩ルートとして人気 | 約20分前後 |
| 桜木町駅からバス+徒歩 | バス路線利用 | 丘への坂を避けたい人向け、降車近く | バス+徒歩で約15分〜20分程度 |
訪問前に知っておきたい注意点とおすすめの計画
訪れる前にロジスティクス面や見学可能部分、混雑時間帯などを把握しておくと、より快適な体験になります。ここでは事前準備と当日の過ごし方についてのアドバイスを紹介します。
混雑が予想される時間帯とゆったり見学するコツ
土日祝日やバラのシーズン(春・秋)は特に来館者が増え、館内・庭園ともに混雑傾向にあります。朝の開館直後や夕方に向けての時間帯が比較的空いており、落ち着いた雰囲気で見学・撮影をしたい方にはおすすめです。
また、館の閉館時間にも注意が必要です。特に7、8月には閉館が18時に延長される日がありますが、最終入館時間やラストオーダーのあるカフェ利用などは早めに訪れることが推奨されます。
見学できる場所と非公開エリアについて
公開されているのは地階と1階が中心で、2階は通常非公開です。吹き抜けやホール、展示スペース、カフェとして利用される地下階などが見学可能です。特別ガイドによる館内ツアーでのみ2階や会議室などを見る機会があります。
特別ガイドの開催日時は館によって発表され、申し込みが必要で定員に限りがあります。見学希望者は早めに予定をチェックして申し込むとよいでしょう。
持ち物・服装など訪問の準備のポイント
館内は靴を脱ぐ場所は少ないものの、床材が木やタイルで滑りやすい箇所があります。歩きやすく滑りにくい靴を履いて行くと安心です。また、日差しのある日に庭園を散策するときは帽子や水分補給の準備があると快適です。
天候の変化に備えて傘やジャケットを準備することもおすすめです。館内は冷暖房が効いていますが、外との温度差があるため軽めの上着があると便利です。
まとめ
山手111番館(旧ラフィン邸)は、建築の美しさ、庭園の四季折々の花々、庭を見渡せる落ち着いたカフェ、そしてアクセスの良さという三拍子がそろった魅力的なスポットです。駅やバス利用での行き方を把握しておくことで、初めての訪問でもスムーズに見学を楽しめます。
見学エリアや休館日、混雑しやすい時期など、前もって情報を確認することでより充実した滞在になります。歴史や洋館好き、写真愛好家、自然を感じたい方など、様々な目的に応える施設です。横浜の魅力を詰め込んだこの洋館へ、ぜひ足を運んでみてください。
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